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『あご』 改題 『水の下の石』
山本周五郎の作品が好きです。

さぶ、ちいさこべ、五辮の椿、柳橋物語、なんの花か薫る
樅の木は残った、赤ひげ診療譚、おたふく物語、よじょう
ひとごろし、青べか物語、大炊介始末 などなど

思いつくままに書き出してみました。
まだまだたくさんあります。題名がはっきりしないものも。

山本周五郎の作品は人情を扱ったものが多く
武家物でも、町人物でも、登場人物の心と心の交わりあいや
隠された思いを浮き彫りにすることによって読者の心をつかみます。

それらの作品とはすこし違った趣を感じさせられたのが
『あご』という作品でした。

しゃくれあごの足軽、小弥太はおとなしい性格で
戦でも手柄を立てられないでいた。
同輩にも「あご」「あご」と呼ばれ軽んじられいた。

最後に小弥太は壮絶な死を遂げる。

攻め入った敵の城の濠に落ちてしまうのだ。
助かるためにもがけば、味方の侵入が敵に知られてしまう。
小弥太はそのまま水底に沈み・・・・・


濠の底の石にしがみついて死んでいるのが発見された。



『あご』から『水の下の石』に改題された作品です。




プチ引越し中に発見 映画のパンフ
題字  表紙  コマ  2人  
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